英語の表現—‘It has had its day’

今朝のBBCワールドでの番組紹介シーンで耳にした表現です。紙を媒体とする日刊紙の売り上げが落ちており、その原因としてインターネットなどを利用した報道媒体などの影響を指摘した番組内容の案内でした。そこで流れてきた英語が、’Has the daily paper had its day?’ でした。この例文のように、完了形で用いられることが多いのですが、この表現の意味は、「(物、組織、サービスなど)の果たす役割や時代は終わった」とか「(物、組織、サービスなど)が重要でなくなってきた」のように捉えています。

時代が変って、それまで重宝されていたものが、周りから振り向かれなくなり、陰りが見えてきたときに、この表現を使うといいです。例えば、「世界金融市場において、米ドルの果たす役割は終わったと思う」と英語で言いたければ、’I think that the US Dollar has its day in the international financial markets.’ となります。

例えば、遠い将来、英語が国際共通語としての役割を終える時代が来たとしましょう。そのときには、’English has had its day as an international language.’ という風に表現できます。

Advertisements

金言(4)-Thomas Alva Edison

今日の金言は、発明王であった、エジソンの残した言葉です。英訳は、私のアレンジですので、原典で調べたわけではありません。ご了承ください。

ほとんどすべての人間は「もうこれ以上アイデアを 考えるのは不可能だ」という所までいきつき、そこでやる気をなくしてしまう。いよいよこれからだというのに…。(Thomas Alva Edison)

Today’s proverb is the one from Edison who is often cited as ‘Master of Invention’’. The English translation is mine, and therefore not a quotation from the original.

‘Most of the people go as far as to the point where it seems to be impossible to come up with better ideas, and they lose their enthusiasm and drop out there. What a pity because that is the moment when everything starts to happen….’

「医学英検」について

「医学英検」という資格試験があるのをご存知でしょうか。実施している期間は、日本医学英語教育学会(東京都新宿区、大井静雄理事長)という組織です。第1回目の試験が2008年4月13日に実施されています(579人が受験)。私も初耳なので、この試験の詳細を把握していませんが、試験の目的が、「医療現場での英語の運用能力を評価する」ということだそうです。

1級から4級までの等級が設定されており、初回は3、4級の試験のみが実施されたようです。

第2回目の試験は、2009年6月頃の予定だそうです。受験資格は、規制はないので、医療従事者や教育関係者、学生でも受験できるそうです。検定料金は、公開されていません。

同学会のホームページを見たのですが、試験問題の作成に関して、テスティングの専門家がどのように関与しているかは、わかりませんでした。それぞれの級の設定基準も見当たりません。まだ、新しい検定試験なので、これから充実化を図る予定なのかと思います。私が、試験問題作成者だったら、級の設定は敢えてせずに、TOEIC試験の医学分野バージョンのような問題形式にすると思います。

具体的な資料に乏しいので、資格試験としての完成度は、判断しかねますが、このような資格試験が誕生したことは知っておいても良いと思います。[日本医学英語教育学会ホームページ

複数形でも単数扱いの名詞-’A shambles’=「大失敗」に注意!

先程、読書の合間にパソコンで教材資料の整理をしているときに、ある台詞が頭をよぎりました。私には、何か理由もなく、過去耳にした英語の熟語や表現が突然頭をよぎることがあります。この「shambles」ですが、どこで聴いたかは覚えていません。ひょっとしたら、BBCか何かのドラマだったかもしれません。そのフレーズは、’It was a complete shambles.’ のような感じでした。意味は、「それは、大失敗だった。」位でしょうか。手元にある、英英辞典「ロングマン現代アメリカ英語辞典」では、以下のように定義してあります。

shambles: [singular, U] an event or situation that is a complete failure because it has not been well organized or planned.

この定義からお分かりの通り、この単語は複数形の形を取っているのに、「単数扱い」になっています。だから、見掛けの綴りから「複数形の名詞」と勘違いしないことが大切です。注意してください。

この単語を使う状況例としては、以下は如何でしょうか。あなたが、英語のクラスでプレゼンテーションをすることになっていたとします。しかし、発表前の準備をおろそかにしていて準備不足気味、発表当日は用意したプレゼンファイルが壊れていることが発覚!、そして肝心のプレゼン用原稿も寝不足で自宅に忘れてきたので、あわててメモ程度のものを作成して、プレゼンテーションをしたところ、しどろもどろで担当教授はしらけていた....。

プレゼン終了後、お昼ご飯を取りに学食に行った所で、別のクラスの友人と会ったとしましょう。以下は、そのときの短いやり取りです。

友人:Hello, Takuya. What is wrong with you? You look rather upset.

拓也:Well, it is the presentation I have just made. It was a complete shambles. I definitely think that I am going to get ‘F’ for my grade this term. I am going to quit the course for this term, and start all over again with a different teacher!

友人:Oh, I am sorry to hear that, but don’t you think, first, you should go and have a word with your professor before you make up your mind about quitting the course? Maybe he is kind enough to give you a second chance for your presentation.

拓也:I suppose you are right. I should not make such a hectic decision on the course. Thanks, now I feel much better! Let me buy you lunch today!!

雷が「ごろごろ鳴る」を英語で言うと?

昨夜から早朝にかけて、雷雨がありました。土砂降りの雨と雷の音で目覚めた人もいるのではないでしょうか。さて、日本語だと、雷は「ごろごろ」鳴るということになっています。擬音語として定着しているこの表現を英語では、動詞で表現します。英語の場合、コロケーションとしては、雷=to roll のイメージが定着しています。ですから、「昨夜、遠くで雷がごろごろ鳴っていたのを聴いた」は、’Last night, I heard thunder rolling in the distance.’ とか言うと良いでしょう。

このポストの表題を英語で表現するとしたら、’Thunder rolls’ となります。

それでは、雷が近くで鳴ったときは、どうでしょう。近くに落雷すると、雷の音がこだましないので、「ごろごろ」という音ではなく、「バリバリ、ドーン」といった音がしますよね。この場合、’There was a clap of thunder nearby.’ などの表現が使えます。

ちなみに、「稲光」は ‘lightning’ と言います。つまり、英語では「雷の音」=’thunder’、稲光=’lightning’ と区別して捉えています。日本語と意味範疇が異なるので、気を付けて下さい。

ちょっとした、天気の話でした。

「iPhone の技術的な問題」を英語で言うと?

今朝のBBCニュースでは、シンガポールのiPhoneユーザーが、キーボード入力に対する反応が遅いとか、インターネット通信時の速度が安定していないとか、携帯電話の接続が不安定であるという苦情が報告されていました。こうした、ハードウェアに認められる「技術的な問題」を、英語では、’technical glitches’ と言います。もちろん、問題が1つだけの場合は、’technical glitch’ となります。ですから、表題の英語訳は、’iPhone’s technical glitches’ となります。以下は、ロングマン英英辞典から引用した、glitch の定義です。

glitch: a small problem that prevents something from working correctly.

上記の定義から分かるように、致命的な問題ではないけれども、ユーザーがいらいらするような「小さな問題」というのが、この単語のイメージですので、覚えておいてください。この夏休み、何か新しい家電製品やパソコンなどを買った方へ一言:’I hope you are not experiencing any technical glitches with your newly-bought product!’

With this morning’s BBC World News on TV, technical glitches of Apple’s iPhone was being reported from Singaporian market where some of the customers complained about problems such as ‘slowing down of keyboards’ touch response’, ‘unstable connection speed with the Internet’, and ‘unstable mobile phone transmissions’. In English, an expression such as ‘technical glitches’ is often used when you are experiencing problems with your machines or system. It can be either plural (glitches) or singular (a glitch) depending on the context. So the Japanese title of this post can be translated as ‘iPhone’s technical glitches’. What follows is a definition from Longman’s English Dictionery:

glitch: a small problem that prevents something from working correctly.

As you can see in the definition, ‘glitch’ suggests that the problem you are experiencing is relatively a small and annyoing one, and certainly NOT a ‘fatal’ one. It is worth remembering this. Well, I am sure some of you in my class have bought something new during your summer holiday. If you happened to have bought a new personal computer or home electric appliances, I have just one thing to say to you, ‘I hope you are not experiencing any technical glitches with your newly-bought product!’

Dover =「水」?!

イギリス留学中、一時期ウェールズ語を習っていた時期がありました。そのとき、担当の先生から、イングランド王国の地名の中には、ケルト語由来のものがごくわずかに残っていることを教わりました。表題で出てくる ‘Dover’ もその1つで、ケルト語で「水」を意味します。ケルト語の1つであるウェールズ語では、「水」は ‘dwr’ と言います。発音は、「ドヴール」に近い感じです。このブログの読者の中で、近い将来、イギリスのドーバーを訪れる人がいるかもしれませんね。そのときは、この「語源」エピソードを思い出してみてください。

When I was studying for my degrees in the UK in the early 90s, just for a short period of time I attended Welsh evening class held on the campus. The Welsh teacher told us one day that in England there were few place names that are actually Welsh-origin. ‘Dover’ used in this blog’s title is one of these few examples, and it means ‘water’ in Celtic language. In Welsh, which is one of the Celtic languages, water is ‘dwr’ and is pronunced somewhat close to ‘dvr’ if transcribed in English. There may be some readers of this blog who in future may well be visiting Dover in the UK. Well, if you happened to be in Dover, try to remind yourself of the etymological backgournd of the place name ‘Dover’!